金城山の麓に所在する曹洞宗のお寺です。県の指定文化財になっている本堂は、室町時代永享年間、上杉憲実公によって建立されました。その後、江戸時代宝永4(1707)年に、新潟県出雲崎の小黒甚内を棟梁とする大工群によって再建し、近世寺院建築のもっとも優れたものとされ、県の文化財にも指定されています(新潟県指定文化財 昭和61年3月28日指定)。本尊釈迦牟尼仏、脇侍、迦葉尊者、阿難尊者、十六羅漢を安置しています。
また、雲洞庵宝物殿には、上杉景勝公遺墨ほか、武田信玄公書状、北高禅師「火車落としの袈裟」、戦国時代の武将の古文書などが展示されています。 |